"ありがとう"を君に
私も自分の部屋に戻り、寝についた。
次の日になり、いつものように制服に着替えて一階へ行く。
テーブルの2万円を財布にしまって鞄に入れる。
そして、いつものように由香と待ち合わせて学校へ向かう。
「美咲〜♪おはよ!」
「…おはょ」
「で、昨日はどうだったの?」
「それ、今ここで聞く?」
「だって気になるもん!」
「詳しくはお昼ご飯の時言うよ。
今ここで言うと後々面倒くさいもの。
周りがね…」
「分かったわよ!
その代わり、略さずに話してよね!」