"ありがとう"を君に



そして、学校に近付くにつれてキャーキャーと声がする。


「うるさいなー」

「それ、美咲が言うか?
このキャーキャー騒いでる一部の人、美咲が原因の1つだからね!?」


「そーですか」

「他人行儀みたいに言わないでよ!」




「やばいよ、美咲様だぜ!」

「マジでヤりてぇー」

「でも、美咲様って男いんのかな?」

「美咲様は、皆のもんだろ?」



「やばいよ、美咲様だ!」

「朝から見れるとかいいね!」

「どうやったら、あんな肌スベスベになんのかな?」

「美咲様はどんな男が好みなのかな〜?」





< 84 / 111 >

この作品をシェア

pagetop