2人の陰陽師〔後半〕
宴
蓮side
満月の今日。
もう時間がない。
なかなか手がかりがつかめず、焦っていると授業中だが不意にポケットのケータイが震える。
教師の目を盗み、見ると、兄からメールだった。
急いで内容をみれば、ルナがめを覚ましたということだった。だけど様子がおかしく目が虚ろ、俺を呼び出せと言っているらしい。
様子からしてルナは操られているのだろう。
このままなにもできず、ルナを死なせてしまうかもしれなかったが、敵自らでてきたことでチャンスができた。
ずっと隠れていれば、お手上げだったが。
地獄を見せてやる、そう呟くと同時に授業の終わりを知らせる鐘が鳴った。
満月の今日。
もう時間がない。
なかなか手がかりがつかめず、焦っていると授業中だが不意にポケットのケータイが震える。
教師の目を盗み、見ると、兄からメールだった。
急いで内容をみれば、ルナがめを覚ましたということだった。だけど様子がおかしく目が虚ろ、俺を呼び出せと言っているらしい。
様子からしてルナは操られているのだろう。
このままなにもできず、ルナを死なせてしまうかもしれなかったが、敵自らでてきたことでチャンスができた。
ずっと隠れていれば、お手上げだったが。
地獄を見せてやる、そう呟くと同時に授業の終わりを知らせる鐘が鳴った。