2人の陰陽師〔後半〕
戻ってきた日常
ルナside
「ルナねぇ、そろそろいかないとおくれっぞ!」
「わわっ、ちょっと舜まってよ!」
時刻は8時。走れば間に合いそう…。
急いでローファーを穿く。
「しらねーよ、今日テストなんだよ。ちょっとでも復習しとかねーと…」
いつもテストとか関係ねぇ、とか言っている舜だか今回はそうもいかないらしい。まあ、それは十中八九お祖母ちゃんのせいだろうと聞かなくてもわかる。
あの事件から1ヶ月ようやく復帰し、学校へ。
季節はもう冬だ。クリスマスまであと10日をきっている。
事件の詳細は病院のベットの上で、蓮といっしょに木下家当主直々に…わたしのお祖母ちゃんからきかされた。
二人とも霊力を消耗しきり、怪我をし、起きたときにお祖母ちゃんしかいかなったからというのが本当の理由だけど。
「ルナねぇ、そろそろいかないとおくれっぞ!」
「わわっ、ちょっと舜まってよ!」
時刻は8時。走れば間に合いそう…。
急いでローファーを穿く。
「しらねーよ、今日テストなんだよ。ちょっとでも復習しとかねーと…」
いつもテストとか関係ねぇ、とか言っている舜だか今回はそうもいかないらしい。まあ、それは十中八九お祖母ちゃんのせいだろうと聞かなくてもわかる。
あの事件から1ヶ月ようやく復帰し、学校へ。
季節はもう冬だ。クリスマスまであと10日をきっている。
事件の詳細は病院のベットの上で、蓮といっしょに木下家当主直々に…わたしのお祖母ちゃんからきかされた。
二人とも霊力を消耗しきり、怪我をし、起きたときにお祖母ちゃんしかいかなったからというのが本当の理由だけど。