2人の陰陽師〔後半〕
「だけど探さなきゃルナの命が!!」



「はっ!?ルナさん!?あー……ルナさんだからそんなに焦ってるんだ。ルナさんならなおさら大丈夫じゃない。普通の人より霊力あるから……」



俺も最初はそう思ったさ、だけどルナは。


「余命数日」


そういえば、冷たい空気が流れ一分の静寂。




千尋は有り得ないという顔をしていた。


 

「え?」


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