それでも、好き
第二章

デートと返事

告白してくれたからこの一週間の間に
考えなきゃ……。

「なぁ、唯……。」

「ん?どしたの?」

「俺って怖いか?なんか誰も話し掛けてこねぇーんだよ。」

「ううん、怖くはないよ。何だろう、多分要素が怖いって見えるんだと思うよ。」

「そっか……じゃあ明日から変えてみる。ありがとな!」

「いえいえ。」

きっと、聞けなかったんだろうな……みんな怖くて近寄れないから。
どうしてだろう、自分の心の中で好きだと叫んでる、今しかない。

「ゆ、優太君!」

「ん?唯、どした?」

「あ、あのね、昨日告白してくれたでしょ?」

「ああ、そうだな。」

「えっと、ずっとね考えてたんだけどね、私でよければお願いします!///」

「え?ちょっと待ってくれ。俺と付き合ってくれるのか?」

「うん、私ね自分の気持ちに素直になりたかったの。ここまでドキドキして
この気持ちはなんだろうなって」

「……。」

「優太の隣にいたい!もっと話したい!」

「お、俺。嬉しい!これからも宜しくな唯(笑」

「うん(笑」

やっと言えた!もうこれ以上のない嬉しさだよ!いろんな話がしたいな。
優太は優しいから惹かれるんだろうし、私は幸せだよ。

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