それでも、好き

初両思い

自分からの告白から一週間後……。

昼休みになると毎日のように優太が予備に来るように…。苦笑

「おい、唯居るか?」

「えっと。唯ちゃんならさっきスケッチブックもって屋上に(汗」

「わかった、サンキュー!」

ー屋上ー
「んーやっぱり屋上の景色はいいな~♪」

晴れてる時に描くと気晴らしになる!さて描こうかな♪

「唯!あ、いた……。」

「ど、どうしたの!?とりあえず、お茶飲んで!」

「ありがと……。お前探してた。」

「え?私?(汗」

「おう、んで、結は何してんだ?」

「え?何って絵描きだけど。」

「絵かき?いつも描いてるのか?」

「ううん、気分とコンテストの前日だけ」

今の絵は優太君には見せれないんだよね、小さかったときに描いてた絵を
アレンジしてる奴だし。

「そっか、隣いていいか?終わってからでいいから話しかけてくれ。」

「うん、いいよ。」

カップルになったのはいいけど何するんだろ、デートって前したし、
んーわかんないな。

「よし、描けた。あ、起こさなきゃなんないんだった。」

「……。(寝息」

「ちょっとだけ、起こさないでいてあげよ。疲れてるだろうし。」

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