好きだから。大好きだから。
『おじゃまします…』
「俺の部屋行ってて」
『うん』
冬馬の部屋に行くのは2回目なんだよね
女の子と遊びを
しなくなってすぐの時と今日とね。
とりあえず腰を下ろす。
なんか、シンプルなんだよね。
ガチャ。
ドアが開いて
ドアのほうを見ると
お盆にお茶とお菓子をのせて
持ってきた冬馬。
そのお盆をそっと机に置いた冬馬。
「なぁ…キスしていい?」
そう言って、私の答えも聞かずに
キスをしてくる。
『ちょ…と…ぅ…ま…ぁ……』
息が苦しくなって来た。
冬馬の顔はしたに下がって行って
首でこしょぐったい感触。
『いたっ…』
「お前は、俺のだからね」
どんどん、赤くなっていく私の顔
そんなん…
『う、うっさいばか!!////』
幸せなんてすぐ崩れる