好きだから。大好きだから。
「あ、春井さん。今日からコイツに
色々教えてやって?コイツ今日からここで働く奴なんだけど、まだまだ分からない事ばっかだから。」
『あ、はい!わかりま…』
ずっと下を向いて喋ってた私は
その人を見ようと上を向いた。
「どうした?あ、石塚くんだ。」
……
「よろしくお願いします…みぃ?」
持ってた書類を全て落としてしまった。
「どうしたんだ?春井さん」
『いえ、いやなんもありません』
「そう、じゃお願いね。
書類拾っとくように、じゃっ!」
…冬馬?
書類を全て拾い終える。
どういうこと?
なんで?てか、本当に冬馬?