それでも君が好きッ!!
私は笑いもせずこう言って教室に戻った。


「あなたには微妙ですよ。その名前。」


遠くで,
「なんだと?ちょっと待てよ!!」って藤田の声が聞こえたけど無視した。





あんまり関わりたくなかったから。



次の日,一時間目から英語だった。


藤田は教室に入ってきて私にすぐに気づいた。


案の定私は藤田の集中攻撃を受けた。


私は,「わかりませ〜ん。」の一点張り。


一時間中私と藤田のバトルが続いた。
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