読書少女




「俺理不尽じゃね!?」



「何がだ!」



「いや…もういいよ」



ホントに分かんないんだけど…?



「あ!凪に寄るな、進平!」



「…どんまい」



凪が進平の肩叩いて慰めてるのはなんで!?



私もやってもらいたいよ~…




くそ進平め…子孫の代まで祟って祟りまくってやる!



多分そんなには覚えてないと思うけど。




「杏ちゃ~ん」



「ん?」



呼ばれた方を向くと、友達と、他の組であろう女子が立っていた。



さすがにここまでは来れないか。



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