読書少女

初っ端からの運が悪い



…………………………

………………



「あっ!凪ちゃん!?」



げ。



「そんなあからさまに嫌がらないでよ~!」



「いや…別に嫌がってなど…」



「お願い、凪ちゃん!私を邪魔者扱いしないで!?」



「してないから」



クラスの面子しっかり確認しておけばよかったか?



結構確率的にも低いと思ってたし…



「ここに来る予定じゃ無かったよな?」



「うん!」



笑顔で言われてもとにかく困るし。



「静かにしててくれ」



「分かった!(嫌われたくないからね)」



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