龍桜
ーーーーー千秋sideーーーーー

千夏と話し合った結果、
姫に特殊メイクを施すことにした。

姫はダルイとか何とか言って
特殊メイクを簡単には
受け入れてくれないと思う。

だから、あのバカでマヌケな
千夏が話すよりは
まだ、僕のほうがましだと思ったから
僕が話すことにした。

「顔につけたいものがあるんだけどいい?
 嫌だったらいいんだけど
 コレあったほうが
 倍、安全だし…
 つけてくれないかなぁ?」って言ったら

姫は
「別にいいけど…」って言っていた。

僕は一瞬姫が怒っているのかと
思ったけどなんか違う感じがしたから
気にしないでメイクを施すことにした。
< 29 / 67 >

この作品をシェア

pagetop