レヴィオルストーリー
第一章◆旅立ちと仲間集め
レヴィオル国。
偉大なる神が治める世界、ファンリュジョンに広がる四つの大陸の中で西にある《ウェンスト大陸》にその国はある。
ウェンスト大陸を丸々占領した大きなその国は、緑と水の多い、平和な国だった。
レヴィオル国の王は、血筋は関係ない。
国の中で一番強いものが、《勇者》と称され国王の座につく。
─────今、その勇者はいない。
11年前、魔王によって、支配されてしまった。
“闇の支配者”と呼ばれる魔王。
その魔王を倒し、次の勇者になろうとたくさんの人が冒険に出た。
しかし…、魔王は未だその支配を終えていない。
彼を倒す強者は、現れなかった…。
そんな中で、レヴィオル国にもうすぐ革命が起きようとしているとは、誰も気付いていなかった。
神以外は──────…。
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