レヴィオルストーリー
アレンは今度は声をあげるゴーンの後ろに回った。
その速さについていけず戸惑うゴーンの後ろで、また高くジャンプし背中を蹴って踏み台にするとゴーンの頭に登る。
そしてまたこめかみに、今度は剣を突き刺した。
ゴーンの断末魔の叫びが辺りに響く。
ドスゥ…ンと巨体の倒れる音がした。
「「…すご…」」
ギルクとイルは目の前でゴーンの上に立っているイケメンを、ただただ見つめるしかなかった……………。