レヴィオルストーリー
「ん、おかえり~。遅かったわね…、!?」
宿にアレンとレイが戻ってきてそう言ったイルは、驚いて言葉を止めた。
「あ?どしたぁイル」
復活していたギルクがイルの方を向く。
「…アレンとレイが二人同時に戻ってきて…、二人同時に同じベッドに倒れ込んだぁ…」
「はい?」
イルの言葉にギョッとしたギルクは四つあるベッドの一番扉に近いやつを見た。
…アレンとレイの二人が、体をうつ伏せにしてお互いの方に顔を向けながら眠っている。
「…何か怪しいね」
「怪しいな…」
とりあえず二人は、その光景をカメラに収めた。