レヴィオルストーリー

「…母さんの…何なんですか」

アレンが少し掠れた声でルティに言う。


「母さんの、ちゅーよりは父さんのだな。小さい頃からの親友だ!!」





「…父さん?」


しばらくの沈黙の後、アレンが呟いた。

「そういえばアレンのお父さんて、私達は知らないわよねぇ。」

イルがふむふむと頷きながら顎に手を当てた。

「アレンの父さんてどんな人なんだ?」

ギルクがアレンを見ながら聞いた。




「…知らない」




< 260 / 394 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop