レヴィオルストーリー



やがてその剣は黒い光を放ち、すっと消えていく。





アレンは丸腰の魔王に馬乗りになって剣を振り上げた。


まだ魔力が戻っていないのか、魔王は魔法の攻撃ではなく暴れて抵抗する。





その心臓に、まだ魔力の残っている剣をおもいっきり突き刺した。





魔王の断末魔の低い恐ろしい叫びが、真っ黒なその城と街に響いた。








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