レヴィオルストーリー

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

宿で十分に休んだアレン達はカカサビレッジを4人で歩いていた。

レイは「こんな物騒な村早く出たいわ」、そしてアレンは「寝る」と言ったが、ちょっとくらい見ていっても大丈夫だろう、というギルクが無理やり連れて出たのだ。


「大体、こんな村のどこを観光するってんだよ」

アレンは不機嫌そうに言う。

「そーだな、酒屋とか!!」

ギルクは酒を飲む仕草をした。

「私達、まだお酒はダメよ」

レイは嫌そうに拒否する。

「俺まだ飲んだことないし、飲みたいかも」

逆にアレンは興味を示した。

レヴィオル国では、成人は20歳で酒を飲む許可が出るのは18歳なのだが、そんなの気にするようなアレンとギルクではない。



「もうッ!!イル、私達は宿に戻りましょうよ」

「えー?…まぁ、あたし行ってもお酒もらえなさそうだし…、いーよ。」

女子二人は宿に戻っていってしまった。


アレンとギルクは、酒屋へ向かう。





その様子を、屋根の上から人が見ていた…。


「よし、今のうちに…。」



呟いた人は、いつのまにか消えていた。









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