レヴィオルストーリー

「感動だあぁ~!!素晴らしき兄妹愛…」

「レイの旅の目的は、そんな目的だったのね!!あたし、協力する!!レイ、頑張って探そうね!」


ギルクとイルは号泣していた。

その様子を見て笑うレイ。


「へ~、そうだったんだ」

アレンだけ突っ立ってそんな短い感想を述べた。



「短ッ、なんだよその感想!」

「…え?普通に思ったこと言っただけなんだけど。」

「もうッ、もっと何かないの!?俺が守ってやるからーみたいな☆」

「ギルクかよ」

「えッ?!俺、そんなカッコいい感じ?!」


三人のやりとりを眺めていたレイが吹き出してまた笑いだした。


号泣してぐちゃぐちゃになった顔でギルクとイルは顔を見合わせる。

それを見たアレンも小さく笑いだした。



太陽の下、四人はまた歩き出す。





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