ブラウニーと唐辛子
家に入ってもくっついたままで離れようとしない。
「愛乃ー、なにかあったの?」
「うー、うー……」
泣きそうに呻くだけで話にならない。
暫く、そうしてくっつく愛乃を撫でていた。
「………あのねー」
愛乃は私を見上げる。
「きょうはね、おこりんぼさんなの。」
「?」
一瞬、理解に苦しんだが、昨日の話を思い出した。
「愛乃ー、なにかあったの?」
「うー、うー……」
泣きそうに呻くだけで話にならない。
暫く、そうしてくっつく愛乃を撫でていた。
「………あのねー」
愛乃は私を見上げる。
「きょうはね、おこりんぼさんなの。」
「?」
一瞬、理解に苦しんだが、昨日の話を思い出した。