ブラウニーと唐辛子
幼い仕草は、当人にとっては真剣らしい。
しかし、傍から見ると可笑しい。
「ははは、愛乃……おもしろ。」
つい、笑う。
「なにがー?」
首を傾げて愛乃は言った。
「あ、そうだ!」
はたと思い出して愛乃は笑った。
「あのね、あのね!」
そう言いながら鞄からブラウニーを出す。
「さっきね、おばちゃんがくれたのー!!わけっこ!」
“おばちゃん”とは、売店のひとのことだ。
そう言うと、半分に割って、くれた。
「ありがと。」
へにゃっと笑うと私は愛乃を撫でる。
「あやめー!」
愛乃は私の名前を呼んで喜ぶ。
しかし、傍から見ると可笑しい。
「ははは、愛乃……おもしろ。」
つい、笑う。
「なにがー?」
首を傾げて愛乃は言った。
「あ、そうだ!」
はたと思い出して愛乃は笑った。
「あのね、あのね!」
そう言いながら鞄からブラウニーを出す。
「さっきね、おばちゃんがくれたのー!!わけっこ!」
“おばちゃん”とは、売店のひとのことだ。
そう言うと、半分に割って、くれた。
「ありがと。」
へにゃっと笑うと私は愛乃を撫でる。
「あやめー!」
愛乃は私の名前を呼んで喜ぶ。