天界の花嫁さま。
「夢な訳無いだろう。」
「ーーーッ!!!!」
再び目の前に金髪男が現れ、今度こそ私は言葉を失う。
「な、な、な……」
腰を抜かし、口をパクパクさせている私を見た金髪男は、目を細めて優しく微笑んだ。
「そんなに驚かないでくれ。」
よく見ると相当な美青年…
じゃ無かった、
コスプレまがいの変な金髪男!!
「お、驚くなって方が無理…
…あなたは一体……?」
「申し遅れた。俺の名はフロウ。
天界フロウエルから、君を花嫁に
もらいにきた王子だ。」
……
……………
……………………
「はあぁあああ?!」