神と新撰組……2
すると、大広間からザワザワと声が聞こえて来た。
私は躊躇わずに、戸を開け放った。
中に居た全員が、私と女の子を見て、
驚きと驚愕で、目を見開いたまま叫んだ。
全員「ハァーーー??!!」
『…よっ!………ただいま!』
すると座って居たトシが、
凄い速さで私の側へ来て、私を強く抱き締めた。
歳三「………お前…………」
トシの声は震えていて、
私を強く抱き締めた。
『……ただいま、トシ……』
歳三「…あぁ、……おかえり。」
私は、トシの温もりを感じて居た。