神と新撰組……2






最初に正気に戻ったのは総司だった。







総司「…詰まりは、子供が出来たから此処を出て行ったって事ですか?」





それを聞いた私は、直ぐ様首を横に振った。




『違う、確認して来ただけだ。
本当は直ぐに戻るつもりだったんだが……、空神が私を引き留めて来て大変だったんだ!』






それを聞いたトシは、舌打ちをして私に地かずいて来た。




私自身、不安でいっぱいに成った。






しかし、そうではなかった。







フワリ ギュウッ






優しく抱き締めて来たのはトシ、
私はトシを見て固まった。







それはそうだろう、だって、
トシが泣いてたのだから。







< 124 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop