神と新撰組……2
最初に正気に戻ったのは総司だった。
総司「…詰まりは、子供が出来たから此処を出て行ったって事ですか?」
それを聞いた私は、直ぐ様首を横に振った。
『違う、確認して来ただけだ。
本当は直ぐに戻るつもりだったんだが……、空神が私を引き留めて来て大変だったんだ!』
それを聞いたトシは、舌打ちをして私に地かずいて来た。
私自身、不安でいっぱいに成った。
しかし、そうではなかった。
フワリ ギュウッ
優しく抱き締めて来たのはトシ、
私はトシを見て固まった。
それはそうだろう、だって、
トシが泣いてたのだから。