神と新撰組……2
『…本当に……まったくキミは、
でもやはり総司達には近藤さん達の力に成って欲しい、那岐や紫乃は癒しの力を持つ、総司達がケガした時に力に成れるだろう』
総司「…まったくキミは、素直じゃ無いね?(心配してるならしてるって言えば良いのに)」
私はこの時総司の心が聞こえた。
『……総司…私は確かに二人を心配してる、しかしな…私自身何時も一緒に居てやれない、大蛇との戦いは
私自身、全ての力を解放しなければ成らない、そんな中に那岐や紫乃が居たら……』
総司「……足でまとい…ですか?」
私は無言で総司を見た。総司は真剣な顔をしてる、
『…(私は馬鹿だ……那岐や紫乃は、
確かに戦えない、でも…充分に力に成る、でも私はあの子達が傷付く姿を見たくない、……はぁ、私は甘いな…)』
結局、那岐と紫乃は近藤さん達と共に居ることになった。