小児病棟
「ん? なんだ? 正哉」
「ほんとにここに霊安室があるのかな……」
恐る恐るたずねる正哉に、悟は涼しい顔をして言う。
「ほぼ間違いないな。なんか、それっぽい雰囲気がしてきた」
悟は、ますます意気揚揚とばかりに歩を進めた。廊下をさらに進んでいくと、やがて行き止まりになっていて、その正面に観音開きの大きな鉄の扉があった。冷たそうな、頑丈そうな、なにかよくないものが入っているかのような威圧感がある。
「これ! きっと霊安室だよ!」
悟は、その扉が視界に入った瞬間、大きく声をあげた。
「ほんとにここに霊安室があるのかな……」
恐る恐るたずねる正哉に、悟は涼しい顔をして言う。
「ほぼ間違いないな。なんか、それっぽい雰囲気がしてきた」
悟は、ますます意気揚揚とばかりに歩を進めた。廊下をさらに進んでいくと、やがて行き止まりになっていて、その正面に観音開きの大きな鉄の扉があった。冷たそうな、頑丈そうな、なにかよくないものが入っているかのような威圧感がある。
「これ! きっと霊安室だよ!」
悟は、その扉が視界に入った瞬間、大きく声をあげた。