めぐりあわせ





ずっとスマホを見ていたら、30分ぐらい経っていて、中原さんが来た。



「ごめん!自分から誘っておいて、遅れるなんて、俺最悪だよな…」



中原さんはすごく真剣な顔をして、本当に申し訳なさそうな顔をしていた。



「そんなことないてすよ。丁度友達からメール来てたんで、それ見てたら、あっという間に時間が過ぎてて、中原さんが来られました」



「よかった。怒ってなくて…
その友達って男?だったら凹んじゃうな〜」



「おっ怒ってなんかないですよ。メールは、どっ同級生としてただけです」



「同級生か…そっか…
さぁ〜いい店があるんだけど、イタリアンでもいい?」



「はいっ。大好きです」



「よしっ。行こう!」



なんか、少し疑われたのかな?



「男だったら凹んじゃうな〜」って、どういうこと?



勘違いしちゃうよ!



いや〜まさかそんなことはないよ。



うん。ない!ない!ない!






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