自由と首輪
「誤解を招いてしまって申し訳ないですが、リュウさんの私生活なんて全く興味ありませんので」
なんて全く可愛げのない言葉で、どうしてテンパると、こうも思ってもないことを口走ってしまうのだろう。と落ち込んでしまう。
どうしよう余計に怒らせちゃったかもしれない、と焦っていると、
「ははっ! お前、面白いな」
リュウさんは怒るどころか笑っていた。
「いや、悪い悪い。俺プライベートで話しかけられるの嫌いだけど、こうも完全に無視されると腹立ってちょっと意地悪しちゃった」
私はリュウさんのその言葉にほっとし、力が抜けてソファにまた座りこんでしまった。
「本当にびっくりして力抜けちゃいました……。でも、今日のライブ楽しみにしてますね」
そう言って何とか立ち上がってする私の腕を
「被支配欲が満たされるから?」
リュウさんが引っ張ったために私は立ち上がれなかった。
「君のファンレターでしょ、これ」
そう言って目の前に出されたものは見覚えのあるピンクの封筒で、私がファンレター用に使っているものだった。
なんて全く可愛げのない言葉で、どうしてテンパると、こうも思ってもないことを口走ってしまうのだろう。と落ち込んでしまう。
どうしよう余計に怒らせちゃったかもしれない、と焦っていると、
「ははっ! お前、面白いな」
リュウさんは怒るどころか笑っていた。
「いや、悪い悪い。俺プライベートで話しかけられるの嫌いだけど、こうも完全に無視されると腹立ってちょっと意地悪しちゃった」
私はリュウさんのその言葉にほっとし、力が抜けてソファにまた座りこんでしまった。
「本当にびっくりして力抜けちゃいました……。でも、今日のライブ楽しみにしてますね」
そう言って何とか立ち上がってする私の腕を
「被支配欲が満たされるから?」
リュウさんが引っ張ったために私は立ち上がれなかった。
「君のファンレターでしょ、これ」
そう言って目の前に出されたものは見覚えのあるピンクの封筒で、私がファンレター用に使っているものだった。