わたしの図書室の王子様☆
「えっ、えっと。あの紙のおかげで、わたし-」
「うん。てか、すみちゃん、どこ住み?」
は、はぐらかされた!?
恥ずかしかったのかな?
そりゃ、隣で自分の解説について熱く語られても、困るというか、ウザい…よね。。
「菜の花台が地元の駅です」
「あ、そこ行ったことあるかも。」
「本当ですか!?」
「うん。菜の花高校あるよね?近くに」
「はい!菜の高ですよね!」
「ナノ高って言うんだ。部活の大会で行ったんだー」
部活?!
凄い。非アクティブ、非アウトドア派からして尊敬に値します!!
「先輩は、な、何部なんですか?」
「バスケ」
イメージ通りです///
「すみちゃん」
ぱちっと目が合う
ビー玉みたいに透き通っている。


「奏也って呼ぶ?」

!??

ざわざわ ざわざわ

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