わたしの図書室の王子様☆
「えーっ!」
思わず叫んでしまった。
そうか、図書室は早めに閉まるんだぁ…
がっくり肩を落とす。
辺りを見回すが、返却ポストもなさそうだ。
どうして、この本借りたんだろ。
なんか、きらきらして見えたんだけど。
これ読む人いるのかな?
パラパラ、先までページをめくる。
カサッ
白い…紙?
何だろう。
「藤咲友雀/「二人」/夫の作間章丞が癌を患い、余命宣告された年の作品である。
「風に揺られる」/夫の休養に訪れた、岐阜で書かれたもの。当時、藤咲友…」
これはいったい!?
思わず叫んでしまった。
そうか、図書室は早めに閉まるんだぁ…
がっくり肩を落とす。
辺りを見回すが、返却ポストもなさそうだ。
どうして、この本借りたんだろ。
なんか、きらきらして見えたんだけど。
これ読む人いるのかな?
パラパラ、先までページをめくる。
カサッ
白い…紙?
何だろう。
「藤咲友雀/「二人」/夫の作間章丞が癌を患い、余命宣告された年の作品である。
「風に揺られる」/夫の休養に訪れた、岐阜で書かれたもの。当時、藤咲友…」
これはいったい!?