わたしの図書室の王子様☆
「あ、あのね!」
ガサゴソと鞄を探る。
「これ!これ読んで!」
「?なに。手紙?」
「魔法の紙なの!」
「希求。作間章丞を亡くした1年後の夏に作成。海と表現することで、懐の広く、暖かい作間が想像できる。潮風の表現は作間が藤咲を包み込んだよう」
みくちゃんは胸を撫で下ろしたようだった。
「凄いね!解説付き?てか、手書きだよね?凄い!すーが作ったの?」
びっくりする勢いで、みくちゃんが身を乗り出す。
「違う、違う!!これ、誰かが書いたのが挟まってたの!凄いよね」
「そーなんだ。この本全部読み終わった感じ?」
「うん!」
「そっかぁ。じゃあさ、この本早いこと返却したら?」
どこからか、また新しいイチゴミルクが登場した。
ストローをポスっと差し込む。
「なんで~?」
ガサゴソと鞄を探る。
「これ!これ読んで!」
「?なに。手紙?」
「魔法の紙なの!」
「希求。作間章丞を亡くした1年後の夏に作成。海と表現することで、懐の広く、暖かい作間が想像できる。潮風の表現は作間が藤咲を包み込んだよう」
みくちゃんは胸を撫で下ろしたようだった。
「凄いね!解説付き?てか、手書きだよね?凄い!すーが作ったの?」
びっくりする勢いで、みくちゃんが身を乗り出す。
「違う、違う!!これ、誰かが書いたのが挟まってたの!凄いよね」
「そーなんだ。この本全部読み終わった感じ?」
「うん!」
「そっかぁ。じゃあさ、この本早いこと返却したら?」
どこからか、また新しいイチゴミルクが登場した。
ストローをポスっと差し込む。
「なんで~?」