天然無自覚と俺様くんの同居
「どうしたの?急に笑顔になって」

「え?ううん何でもない…」

「相変わらずね…」

夏実も小さく微笑み笑った。


「ホレ…由季飲み物、夏実ちゃんも」


昌くんと二階堂くんは二人で飲み物を買いに行っていた。

「あ、ありがとう…」

「ありがと…二階堂くん、お金返すよ」

夏実はジュースを受け取るとお金を返そうとした。


「ううん…大丈夫だよ…安かったし…」

二階堂くんは平気な顔で夏実を見ていた。

何故か知らないけど私はちょっと夏実に妬いた。


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