天然無自覚と俺様くんの同居
「ったく!ほら見ろ!こんな早く着いちまったよ!」

俺はただいま学校の正門で軽くお説教…。

そうあれからえ~と…確か…羽柴?って奴と別れて由季は遅刻遅刻!!と叫び急いできたら…

「まだ七時半!だぞ?」

「うぅ…すいません…ついつい…」

由季は苦笑いをしながら俺を見る。明らかに


「反省してねーだろ…」

思わず俺は口が滑った。

「し、ししししてるしてる!してます!」

由季は焦ってるし…。

「どうだか?」


俺はポツリと呟くと由季の手を引きクラスまで向かった。

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