天然無自覚と俺様くんの同居
「避けろ!信!」

俺は慌てて叫んだがあれだと避けきれない!


「危ない!」

すると誰かの叫び声が聞こえ。

―――――キキィィィィ…ガシャン

事故が起きた。
俺は慌てて信に駆け寄った。
信は無事だった。だが、信の顔は真っ青だった。


「っ!?」

何と信を助けた奴は…。

「羽柴の姉ちゃん…?」

信はふらふらになりながら立ち上がり花菜さんに近よった。

「か、な?花菜?目を開けろよ…花菜?」

「し、ん…無事だ…た…よか、った…」

花菜は目を少し開けて信をいとおしく見る。


「俺花菜が好きなんだよ…死ぬなよ…」

信は悔しそうで悲しそうな顔で呟く。


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