天然無自覚と俺様くんの同居
「ご、めん、ね信…じ、つは私も…信が好きだ…た…けれど幸せに…なっ…て…じゃ、なきゃ…ゆ、るさ、ないから」

そう言って花菜は目を閉じた。

「花菜…?花菜?かなーーーー!!」


「救急車!!」

俺は急いでケータイを取り119番電話をする。
信が買った白いコスモスは血に濡れ染まっていた。悲しみを帯びた色に…。

―――――――
――――――
―――――

「残念ながら…」

「そ、んな…」

花菜は病院に運ばれて俺と信は丁度医者から花菜の容態について聞き出した。

そしたら医者から出た言葉は。

「花菜さんはおなくなりになりました…」

は?嘘だろ?何言ってんだよ。


俺は近くのソファに座った。

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