天然無自覚と俺様くんの同居
「心配はしないでね由季ちゃん…信は由季ちゃんを花菜さんの身代わりにしてないから…
何たって…花菜さんよりアイツ由季ちゃんに優しいから」

その言葉で私の沈んだ心が一気に上がる。


「そうなんだ…」

私は小さく微笑む。


「そうそう!由季にはその笑顔が良い!」

「夏実…ありがと!大好き!」


私は立ち上がり夏実に抱きついた。

「あ!由季ちゃん!夏実は俺のだからね…取っちゃダメだよ?」

「分かってるもん!」


私はそれでも嬉しかった。
そこで私は決めた。絶対羽柴くんと信の仲を元に戻すと…。



< 310 / 402 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop