天然無自覚と俺様くんの同居
「ねぇ…俺のペットにならない?」
「え?それは」
昌くんが私の手を握りながら頷く。
「それが良いよ…由季ちゃんはいつも信に苛められて…海にはしつこいほど追いかけ回されて…かわいそうで見てられないよ…」
あのー…後ろの二人に聞こえてるような…。
私の後ろから鋭い視線が刺さるような気がする。
「昌…お前わざとか?」
「信…俺も同意だ…」
気が付いたら私の後ろに羽柴くんと信が居ました…。
「ブッ!フフフ…おもしろ」
昌くんはけらけらしてるし…。
「由季ちゃん!昌には不用心に近づいちゃダメだよ?!」
そう言い羽柴くんは私をきつーく抱き締める。