天然無自覚と俺様くんの同居
「信は中学の時と変わったね~」
「う、うん」
私はしどろもどろに答える。
「は、羽柴くんあのっ!~~…」
「あーもうちょっとだけ良い?もう少しだけ…」
そう言い羽柴くんは私の首もとに顔を埋める。
―――キーンコーン
「あ!次は文化祭の出し物決めるね♪早く席座ろ!」
「うん…」
私は羽柴くんから離れて自分の席に座った。
羽柴くんも自分の席に着く。
「えーとこれから文化祭の出し物を決めます…何か案があれば手を――」
さっそくクラスの学級委員がテキパキと皆をまとめる。