天然無自覚と俺様くんの同居


「顔真っ赤…」

「仕方ないじゃん…」

私は涙目で信を恨めしく見つめる。


「はいはい…ごめんね…文化祭一緒に回ろうな…」

「うん!!約束ね♪」

私は小指を信に近づけた。


「子供かよ…ったく」

信はあきれた顔で呟くとやがてにっこりと笑い指切りをした。


今日は信との仲がいつもより良くなった気がした。
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