天然無自覚と俺様くんの同居
★文化祭前日と当日
「由季~遂に遂に……明日だね♪文化祭!!」
「うん!頑張ろうね♪」
あれから三週間?各クラスは文化祭に向けて色々と準備をし、遂には文化祭前日となる。
「おっはよー由季ちゃん!!文化祭頑張ろうね♪」
夏実と教室で話してたら羽柴くんが行きなり後ろから抱きついてきた。
「は、羽柴くん……ビックリした…」
私はいつもこれに驚いている。
その反応に羽柴くんはいつも笑っている。
「あ!そう言えばこの学校毎年文化祭で…確か…アレ?何だっけ…」
「あ~~!!あれ?もしかしてあの投票の事?」
「そうそう!それだよ!」
私が話に追い付けずにいると夏実が私にゆっくりと説明をしてくれた。
「あのね♪その投票は学校内の男子で一番かっこいい人…そして女子で一番可愛い人を決める投票をやるの…勿論…学校の皆に投票をしてもらうの…それで一位になった人はね」
そこで夏実はクスッと笑った。
「その一位の男子にキスをしてもらえるのです!」
「へぇ~~そんな行事もあるんだね…」
私はうんうんと頷く。
「まぁ簡単に言えばカッコいい男子と可愛い女子を皆の投票で決める…って行事だね」
夏実も私と同じようにうんうんと頷く。
「勿論!! 女子は男子のを投票で、男子は女子のを投票するんだよ」
夏実は面白そうに話を進めていく。