天然無自覚と俺様くんの同居


「ほーら…早く~~!!」

「そ、そんなに引っ張らな―キャ!!」

「へぇ~~…由季似合ってるよ♪」


夏実は私の姿にグッドマークをつける。


「メイドさんの服ってこんなにスカートの裾短いの!?」

「そうよ…これでお店は大繁盛だね♪」

「うぅ…夏実は厨房で働くなんて…ズルい!」


夏実は私と同じ係ではなく厨房係になってしまった。


「うん♪服のサイズもちょうどいいし…これでいいね♪」


夏実は私の格好をみて頷いた。

「うぅ…酷い…もう着替えて良い?」

「あ!うん!良いよ!」

私は恥ずかしさの余り更衣室に駆け込み急いで着替えて教室に戻った。


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