天然無自覚と俺様くんの同居
周りの女子はキャーキャー騒いでいるが二人はお構い無しに壇上へ上がった。
「お二人で良かった…」
私はほっと呟くと信と羽柴くんは私をにらんだ…。
え?私なんか悪いこといった?
私がおろおろしていると信が口を開く。
「お前…二人だぞ?二人」
「うん、二人だよ?」
意味が分からない私は質問を返す。
「ハァ…もういい…」
信は呆れたように前を向いた。
「それではお二人さん♪一位の一条さんにキスをどうぞ!」
「え?キス?」
私は震えた声で生徒会長を見る。