天然無自覚と俺様くんの同居
わ、私何て声を出したんだろ…凄い恥ずかしいよ…


顔に熱を感じるまま由季は信と一緒に教室に向かっていた。


「着いたよ…大事な時間くってごめんね。一条さん…」

気が付けば信はいつもの王子様に戻っていた。


二階堂くんはいつもこんな感じ…私だけ?
緊張してるの…


由季は早まる動悸を押さえつけながら席に座った。

それからお互いは無言…勉強は熱心な二人だ。

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