天然無自覚と俺様くんの同居
「はい…これ二階堂くんに1つあげる♪」

由季が信の手を握り手のひらに1つの物を乗せた。信が不思議な顔で自分の手のひらを見ると…

「これ…」

「うん♪ペアリング♪二階堂くんに1つあげる」

由季はニコニコしながら信をじっと見てる。


「……でも、これ由季のだろ?」

信はばつ悪そうに由季の方に視線を移した。

「私はいいの♪あ!けれど私とお揃いになっちゃうね…」

由季はその事に築くと悩み始めた。
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