天然無自覚と俺様くんの同居
――カタ…

「ん?」

由季は僅かに聞こえた小さい音に気が付き目が覚めた。


「ぁ…起こしたか?何回もすまねぇな…」

「ううん…平気だよ…それは?」

由季が信の持っているのに指を指した。

「あぁ…これ?お粥…ご飯食べてないだろ?」

「コクコク」

由季はそれを聞くとゆっくりと頷いた。

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