天然無自覚と俺様くんの同居
「ハァ~それにしても暑いし…暇だな…」

二階堂くんは暑そうな顔で窓をじっと見た。


「そうだね…今日は初夏位の暑さだよ…」


由季も手で顔を扇ぎながら呟いた。すると信のケータイから着信音が鳴り出した。

「チッ…誰だよ……ゲ!」

信は嫌そうな顔でケータイを取り画面に出された名前を見ると小さく呟いた。


??誰だろう…知り合いだよね…

由季はう~んと、考えながら信をじっと見つめた。
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