恋愛*モノグラフィティ


「うっ、碓井くん…!」


「おっ、柚希?倉松と紫音は?」


「倉松さんは体育館…

早坂くんはわからないけど……」



「……俺、帰るわ」


「燐くん…?」


「……柚希」


「えっ…?」



「俺、マジで大好きだった

……お前のこと」


「………………っ」



燐くんは、私の耳元で

小さな声でそうつぶやいて

控え室から出ていってしまった


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