恋愛*モノグラフィティ


俺と紫音が廊下を歩いていると



「なぁ春馬、あれってさ~

お前の彼女じゃね?」



「えっ?」




紫音が指差した方に目を向けると

さっきの女子4人組と一緒にいる

優子の姿があった



「つーかやっぱダチなんじゃん…」



あのとき優子は

イジメはありえない、とか

あんなヤンキーみたいなの知らない、とか

確かにそう言っていた


なんでダチだってこと隠したんだよ

そんな必要なくね?


つーかそれよりも…


自分のダチがイジメやってる事を

なんで見てみぬふりして注意しねえんだよ


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