恋愛*モノグラフィティ
「……どうも」
いやいや、どうもじゃねえよ!
なんでそんなに倉松は冷静なんだよ!
こっちは脳内複雑すぎて
どうにかなりそうだっつーのに…!
「ねえ紫音。……好き?」
「そりゃあ~もう
今すぐ嫁にもらいたいくらい♪」
え、倉松ってそーゆーキャラだったっけ…?
俺が目の前にいるのに
私のこと好き?的なこと
普通に聞いちゃう奴なの?
つーかなんで紫音は倉松と付き合えたんだ?
単位のことで弱み握られてるからとか?
それとも実は舎弟だったり?
とりあえずいま俺の頭の中は
ハテナマークでいっぱいだよ?